unnatural Mitsuです
さてさてー！！今日は都内も雪ですね。。
絶賛製作中につき引きこもりです♪
とゆうことでblogを連日更新させてもらってます！
まずは1月のサポートレポ！
そして1月のunnatuNEWS&UNITYについて！
そんな1月の余韻をもちつつ、今日は２月３日に遊びにいった、
カメラの祭典「CP＋2013」について！
少し真面目なblogです。
今年はunnatural2人で遊びにいってきました！
もちろんお世話になってるOLYMPUSブースがメインのお目当てですが、
新たな出会いや、カメラマンさんとの交流も産まれました☆素敵！
とんぼ日記にも写真を載せていただきました♪
田中さんいつもありがとうございます☆
OLYMPUSブース最後のステージでは、
公私共に仲良くさせていただいてるカメラマン清水哲朗サンの
「写真のチカラ」の講演。
被災地でもある宮城県石巻、北上町に縁のある清水サンだからこそ
撮れた説得力のある写真達は、見ているこちらに沢山の事を伝えてくれました。
こちらの動画は、講演の最後に流れたスライドショーです。
地元の方の弾き語りの曲が染みますね。
常々思うのですが。
音楽もそうだけど、写真とかアートってのは
どこかで、本質を見失う時があると思うのです。
技術に走ったり、センスや、観点だけをとりあげて、
あたかもそれが全て！これが理解できればすごい！
はたまた、これが理解できないなんて時代遅れだ！とかですかね。
でもそうじゃない。
本来は、ただ単純に楽しいとか、嬉しいとか。すげー！とか。
下手でもいいから「形」にする事に意味があるよね！
って話につきると思うのです。
例えば写真は「記録」になる。
人間は曖昧で、忘れっぽい生き物だから、
全体像でとらえていても「記憶」には残らない物が沢山ある。
だからこそ、それを残したい。記録したい。
そんな思いが「写真」を産んだはず。
そしてそれは「タイムスリップ」の道具になりますよね。
音楽もそう。その時聞いていた音楽、好きなアーティスト。
あそこの会場で見たライブ。雨に降られたフェス。とか。
時間が過ぎて、聞く機会、見る機会が減っても、もう１度再生されれば
その時の記憶。仲間とのバカ騒ぎだったり、恋人との淡い思い出だったり
壮大な風景だったり、あとは匂いとか。
人間がもつ全ての感覚を呼び起こしてくれる。
そうゆう１つ１つの記憶とか、思い出をリンクさせてくれるのは
全て、人が作り、残してきた「形」なんです。
そんな当たり前の事が強く強く全面にでた、清水さんの写真は
「作品」であると同時に「メッセージ」だとも思いました。
震災直後に「プロってなんだ？」ってblogを書いた事がありまして。
（もしよければコチラをご覧ください）
自分の言葉で書き記したこの記事も、この時は感情があふれていたから、
多少乱雑な部分もあるとはいえ、確実に今の自分を支えてくれる、
備忘録のような物になっています。「形」を残したからこそです。
「もうピントを合わせなくても、風景が見える。」
そう語った清水さんが紹介したピントがぼけた写真が何枚かありまして。
この写真の紹介をしながら、「写真家失格なのか？」とゆう自問自答と戦ったと
話す清水サンは、様々な思いがある上で、写真を撮り続け、
そして今回の作品を作り「形」にした。
思いを紡ぎ、形にして、世に出す。
そこに覚悟があるから、写真家としての役目を果たせる。
この姿こそ、僕も憧れる正真正銘のプロフェッショナルだし、
またこの思いを思い出させてくれてありがとうございます。と、
この場をかりてお伝えしたいです。
USTREAMアーカイブで全ての講演の模様が見れますので、
是非ご覧ください！
1年に1回づつしか訪れていないけれど、
目を閉じれば悲惨な状況を思い出します。
365日、24時間ってわけにはいかないけど、
いつも心の片隅に東北の仲間達がいます。
今やってる全ての音楽の経験をもって、
また向こうで演奏して、笑顔を作る日がくるまで、精進しつづけよう。
全ての価値観が変わったあの日からもうすぐ2年です。
今１度向き合いたいと思ってます。
この記事を上げる直前にスマトラ沖でM8の地震があったようです
太平洋側に津波注意報がでています。気をつけてくださいね。
unnatural Mitsu
